週明け月曜日、張り切って出勤したものの、今日は午前中からモヤモヤしていました( ー?ωー? )?私たちの仕事には、「お客様への対応」と同じくらい、「会社として守らなければいけないもの」があると思っています。
会社の利益や信頼、そしてルールや公平性…そういった部分です。?例えば、スーパーで商品を購入したとします。
家から少し遠いA店で商品Kを買い、帰り道に近所のB店でも同じ商品Kを購入。
袋を分けているため、どちらの店舗で買った商品なのかは分かる状態です。?帰宅後、A店で購入した商品に不具合があることに気づいたとします。
本来であればA店へ行って交換してもらうべきですが、距離もあるため、
「系列店のB店で購入したことにして交換してもらえば、手間も少なく済む」
という考え方も、やろうと思えばできてしまいます。?もちろん、実際の今回の内容はこれとは全く別件ですし、
こちらがお客様に不良品を渡したという話でもありません。?ただ、“本来必要な確認や手続きを省略し、別の形に見せることで、相手側の負担を減らす”
という意味では、少し似ているなと感じました。?お客様からの申告であれば、こちらは基本的に信じて対応するしかありません。
でも、社員側から「こういうやり方をすれば簡単に済みますよ」と案内してしまうのは、違うのではないかな…と私は思っています。?今回、その同僚は「お客様の負担を減らしたい」という気持ちで動いたのだと思います。
実際、その方は社内でも“接客が上手な人”として評価されています。
言葉遣いもとても丁寧です。?ただ、私は時々「本当にそれは適切なのかな?」と感じる場面があります。?例えば、お客様側から電話をかけてこられているのに、
「今、お時間よろしいでしょうか?」と社員側が聞くこと。?こちらからお電話した場合なら自然ですが、
お客様側からかけてくださっている時点で、ある程度お時間を取ってくださっているわけで、
そこに改めて確認を入れるのは、違う気がします。?また、自社名に対してまで過剰に敬称をつけ、
「うちの会社の△△支店さん」のような表現をすることもあります。?丁寧に聞こえるのですが、
本来は自社に対して必要以上に敬語を重ねるものではないとも言われています。?もちろん、こうした部分だけなら、そこまで気にはならなかったと思います。?ただ今回の件は、会社の信頼やルールに関わる部分にも繋がる内容でした。
だからこそ、「接客が上手い」という評価だけで、本当に大丈夫なのかな…と、
組織そのものに疑問を感じた一日でした。?そして今回の出来事を通して、昔言われた言葉の意味も、少し違って見えるようになりました。?新人の頃、上司に
「怒られているうちが華なんだよ」
と言われたことがあります。?当時の私は、
「改善できなければ、そのうち見放されて、何も言われなくなるんだろうな」
くらいに思っていました。?でも年月を重ねてみると、それだけではなかったのだと感じています。?例えば今回のように、
会社からの評価によって「自分は正しい」「自分のやり方で間違っていない」という自信やプライドが強くなってしまうと、
周囲がアドバイスをしづらくなってしまうことがあります。?そして、周りも人間なので不器用です。?本当は、
「これから先も長く働くのだから、今のうちに正しい言葉遣いや考え方を身につけていた方が絶対に損をしない」
と思っていても、?“間違っていない”と信じている相手に対して、
「そこ、少し違うかもしれないよ」
と伝えるのは、とても勇気がいることなんですよね。?「何が違うんですか?」
と返されそうで、
波風を立てないように、見て見ぬふりをしてしまう。?本当は相手のためを思っているのに、
平和な日常を壊さないことを優先してしまう。?そう考えると、
「怒られているうちが華」
という言葉は、
想像以上に奥が深かったんだなと感じます。?経験年数が増えるにつれて、
注意される回数は減っていきます。?でもそれは、
“完璧になった”という意味ではなく、
「もう言っても届かないかもしれない」
と思われてしまう場合もあるのかもしれません。?きっと、昔の私が思っていた答えは、
半分正しくて、半分間違っていました。?人は、何度言われても失敗してしまうことがあります。
実際、私自身もそうです。?それでも、
「ちゃんと頑張ろう」
「少しでも良くしよう」
と努力している人に対しては、?鬼みたいな顔をしながらでも、
何度でも、何十回でも、
諦めずに教えてくださる先輩や上司がいます。?そして、一生懸命さがある限り、
決して見放されることはありません。?怒られなくなった今、
あのときの言葉の優しさに
ようやく気づけました。